カツオ抜き取り3人逮捕 窃盗容疑 焼津の水産加工会社役員ら

 焼津市内の水産加工会社が自社の漁船で水揚げしたカツオを、別の会社の関係者が流通段階で不正に抜き取ったとして、焼津署は7日、窃盗の疑いで同市浜当目の水産加工会社の役員と、同市野秋の運送会社社員2人の計3人を逮捕した。
 逮捕されたのは藤枝市藤枝四丁目、水産加工会社役員の男(47)、焼津市本中根、運送会社社員の男(47)、焼津市田尻北、運送会社社員の男(43)の3容疑者。逮捕容疑は4月30日、共謀して焼津市内の魚市場で冷凍カツオ約4トン(計約74万円相当)を盗んだ疑い。
 同署によると、水産加工会社役員の男がカツオを運ぶトラックを運転する運送会社社員の男に指示するなどして、焼津漁業協同組合が運営する計量所で何らかの不正を行い、別の会社が水揚げしたカツオを抜き取ったという。
 計量されたカツオには、計量所から漁船名やサイズなどを記した「送り状」が発行される。同署によると、運送会社社員の男は送り状の発行を受けずにカツオを市内の倉庫まで運び入れた後、水産加工会社役員の男が倉庫会社に連絡し、同水産加工会社の所有名義に変える手口で盗んだ可能性が高いという。同署は、ほかにも関与した人間はいないか調べている。
 

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