災害時にキッチンカー 清水町が協定連携、静岡県内初

 清水町と全国キッチンカー事業振興協会(同町)は4日、大規模災害の発生時に避難所などで炊き出しを行うための連携協定を締結した。キッチンカーを活用した防災協定は県内初。

キッチンカーの前で協定書を披露する鈴木会長(右)と関町長=清水町役場
キッチンカーの前で協定書を披露する鈴木会長(右)と関町長=清水町役場

 県東部中心の約20のキッチンカー事業者らでつくる同協会は、地域防災や障害者支援に取り組む。キッチンカーは機動性に優れ、停電時も調理できるのが強み。7月上旬に土石流災害が発生した熱海市でも会員の5事業者が炊き出しを行った。
 協定では、避難所での炊き出し▽町指定の被災場所での炊き出し▽町が提供する食材の調理-などで協力し、被災者に温かい食事を提供する。
 町役場で開いた締結式で、関義弘町長と鈴木貴会長が協定書に署名した。鈴木会長は「責任重大。業界の新しい活躍の形として地域に根付くよう努力したい」と述べた。関町長は「災害発生時の食環境の体制を円滑に進めることが可能になる」と期待した。

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