冬の味覚の王様 遠州灘の天然トラフグ 浜松で初競り

 浜松市西区の舞阪漁港で3日、天然トラフグの初競りがあり、167匹計202キロが競り落とされた。県内は西部の遠州灘を中心に全国有数の漁場として知られ、漁は来年2月末まで続く。

水揚げされた天然トラフグを確認する関係者=3日午後0時15分、浜松市西区の舞阪漁港
水揚げされた天然トラフグを確認する関係者=3日午後0時15分、浜松市西区の舞阪漁港

 台風一過で海の中がやや荒れ模様だったこともあり、漁獲量は前年の初競りの500匹を大きく下回った。一方、1キロ当たりの平均単価5890円と最高値1万890円はともに、前年を千円ほど上回った。浜名漁協フグ組合世話人の中塩幸治さん(66)は「新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、需要が戻ってくれれば」と期待した。
 トラフグは「冬の味覚の王様」と呼ばれ、遠州灘の天然物は身が引き締まり、甘みのある上品な味が特徴。浜松市内に加工処理場があり、地元の飲食店やホテルなどで味わうことができる。

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