7日告示の参院補選 衆院前哨戦の様相 静岡県内、選挙の秋突入

 自民党の岸田文雄総裁は4日召集の臨時国会で新首相に指名される見通しで、国政は大きな節目を迎える。10月中旬の衆院解散、11月前半の衆院選が想定され、本格的な選挙モードに突入する。静岡県内では参院静岡選挙区補欠選挙(欠員1)の告示が10月7日に迫り、衆院選の前哨戦となる様相だ。県内市町の首長選、市議選も同時期に続き、県民にとって「選択の秋」となりそうだ。

静岡県内の主な政治日程
静岡県内の主な政治日程

 衆院選の日程は「10月26日公示、11月7日投開票」か「11月2日公示、同14日投開票」が有力視される。衆院の任期は10月21日までで、任期を越え実施される衆院選は現行憲法下で初めてとなる。
 県内では8小選挙区に27人、比例東海ブロックに1人が出馬の準備を進めている。比例復活・繰り上げ当選組を含め全小選挙区に現職がいる自民は、新首相の誕生を追い風に全員が小選挙区での勝利を目指す。政権奪取を狙う立憲民主党は、国民民主党が新人を擁立する静岡4区を除き、候補者を立てる。国民は1区でも出馬の準備を進める。共産党は1、2、8区で、日本維新の会は4、6区でそれぞれ候補者を擁立する方針。
 知事選に出馬した自民現職の辞任に伴う参院補選は、無所属新人の元県議山崎真之輔氏(40)=立民、国民推薦=、自民新人の前御殿場市長若林洋平氏(49)、共産新人の鈴木千佳氏(50)の三つどもえの争いになる見通し。与野党が1議席を争う構図で、直後に行われる見込みの衆院選の行方を占う重要な選挙になる。
 地方選では現職の辞職による御殿場市長選と任期満了に伴う川根本町長選が10月3日に投開票される。牧之原市長選、同市議選と、贈賄申し込み容疑で逮捕された議員が辞職したことに伴う富士宮市議補選は、参院補選と同じ同24日に投開票が行われる。

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