衆院選 立候補予定者の顔触れ固まる 静岡県内

 11月前半にも見込まれる次期衆院選で、静岡県内の立候補予定者の顔触れがほぼ固まった。小選挙区で与野党一騎打ちとなりそうなのは静岡3区と7区で、このほかは複数候補者がしのぎを削る戦いになりそうだ。ただ、30日に、政権交代が実現できれば閣外で協力することで合意した立憲民主党と共産党の間で、今後、候補者調整が進む可能性があり、構図は流動的な面もある。
 1区は県内最多となる5人が立候補の準備を進めている。自民党現職に挑む野党の候補者調整は進んでおらず、立民と国民民主党が同じ区で出馬する全国的にも珍しい選挙区になる。共産は元職を擁立、立民を離党した無所属現職は日本維新の会からの出馬を目指す。
 2区は4人が名乗りを上げている。共産新人が参院補選にくら替えし、野党の候補者一本化に期待が高まったが、共産が新たな候補予定者を立て、一時不出馬の可能性を示唆したれいわの新人も出馬意向を示している。
 一方、5区は与党系候補が分裂したまま選挙戦を迎える。比例東海ブロックで繰り上げ当選した自民現職と、自民入りを目指し、党二階派に入会した無所属現職が4度目の戦いを繰り広げる。立民新人と諸派新人も出馬予定で、全国屈指の注目区となる。
 6区は4度目の戦いとなる自民現職と立民現職に加え、維新新人と無所属新人が出馬の準備を進める。4区は自民現職に国民新人と維新新人が挑む。8区は自民現職、立民現職、共産元職が出馬する予定。
 
 ■静岡県内衆院小選挙区 立候補予定者顔触れ 
 立候補予定者は1日現在、調整中を含む。氏名は敬称略、本名。芸名や旧姓などが通用している場合は通称名。年齢は1日現在の満年齢。名簿の並べ方は①当選回数②現元新③衆院勢力―の順

 ◆1区
 上川陽子(かみかわようこ)68 自民現⑥ 法相
 青山雅幸(あおやままさゆき)59 無所属現① 弁護士
 島津幸広(しまづゆきひろ)64 共産元① [元]赤旗記者
 高橋美穂(たかはしみほ)56 国民元① 行政書士
 遠藤行洋(えんどうゆきひろ)59 立民新 アナウンス業
 ◆2区
 井林辰憲(いばやしたつのり)45 自民現③ [元]環境政務官
 福村隆(ふくむらたかし)58 立民新 [元]外資系金融会社社長
 山口祐樹(やまぐちゆうき)31 共産新 [元]介護施設職員
 大池幸男(おおいけゆきお)66 れいわ新 [元]県議
 比例東海
 大口善徳(おおぐちよしのり)66 公明現⑧ [元]厚生労働副大臣
 ◆3区
 宮沢博行(みやざわひろゆき)46 自民現③ [元]防衛政務官
 小山展弘(こやまのぶひろ)45 立民元② [元]農林中央金庫職員
 ◆4区
 深沢陽一(ふかざわよういち)45 自民現① [元]県議
 中村憲一(なかむらけんいち)47 維新新 [元]富士宮市議
 田中健(たなかけん)44 国民新 [元]都議
 ◆5区
 細野豪志(ほそのごうし)50 無所属現⑦ [元]環境相
 吉川赳(よしかわたける)39 自民現② 内閣府政務官
 小野範和(おののりかず)48 立民新 [元]銀行員
 千田光(ちだひかる)43 諸派新 土木工事会社社長
 ◆6区
 渡辺周(わたなべしゅう)59 立民現⑧ 党幹事長代行
 勝俣孝明(かつまたたかあき)45自民現③ [元]環境政務官
 山下洸棋(やましたこうき)30 維新新 青果販売業
 大嶽創太郎(おおだけそうたろう)39 無所属新 フリージャーナリスト
 ◆7区
 城内実(きうちみのる)56 自民現⑤ [元]外務副大臣
 日吉雄太(ひよしゆうた)53 立民現① 党政務調査会副会長
 ◆8区
 塩谷立(しおのやりゅう)71 自民現⑨ [元]文部科学相
 源馬謙太郎(げんまけんたろう)48 立民現① 環境委理事
 平賀高成(ひらがたかしげ)67 共産元① 党県副委員長

 

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