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静岡人インタビュー「この人」 立松明憲さん 国土交通省静岡河川事務所長

 土木技術職として1992年に建設省(現国土交通省)に入り、主に河川管理や水災害対応を担ってきた治水の専門家。今年4月から現職。9月には静岡大と連携し、防災を学ぶ学生が小中高の教員を支援する「水防災教育学生サポーター制度」を創設した。8年前に安倍川出張所長として静岡に赴任した経験も。愛知県あま市出身。52歳。

立松明憲さん
立松明憲さん

 ―制度の狙いは。
 「気候変動で災害が激甚化している中で子どもへの教育は重要になる。静岡大を介せば学校側も受け入れやすく河川事務所の専門的ノウハウも役立てられる」
 ―政府が打ち出している「流域治水」とは。
 「流域の関係者全員が当事者になり、ハード整備とソフト対策を組み合わせて水害を防ぐ取り組み。『過去に経験のない雨』という情報をよく聞く時代になり、重要性が増している」
 ―住民が必要なことは。
 「自分の身は自分で守ること。ハザードマップで自宅周辺の危険を事前に知ってもらいたい。河川の水位が6時間先まで予測可能になり、ホームページで公表している。早めの避難のため参考にしてほしい」
 ―身近にできることは。
 「例えば、家庭の風呂の水を流す際にタイミングを意識し、台風の上陸時間帯を避けること。治水を考えるきっかけになる」
     ◇
 趣味はゴルフ。コロナ収束後の再開が楽しみ。
 

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