コロナ禍、運動不足 プロから体づくり学ぶ 沼津・長井崎一貫校
沼津市立長井崎小中一貫校は30日、全校児童生徒約140人がプロのトレーナーから体づくりを学ぶ「体づくり・動きづくり教室」を同校で開いた。

今年4月の小中一貫校化に伴うバス通学の子どもの増加や、新型コロナウイルス感染拡大を受けた部活動中止の影響による運動不足の解消を図るために企画した。講師はスポーツトレーナーの須賀雄一さんが務めた。
子どもたちは須賀さんの指導を受けて柔軟体操で体をほぐしてから、腹筋や腕立て伏せ、三点倒立などの体幹トレーニングに臨んだ。須賀さんは背筋を伸ばした姿勢の大切さを強調し、「できなかったことも一つ一つ挑戦してほしい」と呼び掛けた。
原悠一郎さん(13)は「新鮮な動きが多かった。自分の体について知るきっかけになった」と笑顔を見せた。