静岡銀行、持ち株会社化へ 2022年秋目標、新事業展開しやすく

 静岡銀行は29日、持ち株会社体制への移行について検討を開始すると発表した。2022年10月の移行を目指す。ことし5月に成立した改正銀行法で銀行の業務範囲が拡大されることを踏まえ、グループ経営を強化する。
 銀行本体と他のグループ企業の関係性が従属的な“親子関係”だった従来の体制を見直し、持ち株会社を頂点とした横並びの関係へと改めることで、グループ企業の自立性を高め、新たな事業を展開しやすくする。
 年内に基本設計を策定し、持ち株会社の名称や具体的な体制などは来年3月をめどに決定する。同年6月に予定される株主総会での承認を経て、同年10月に移行する。
 静岡銀のグループ会社は現在、証券子会社の静銀ティーエム証券、コンピューター関連・計算受託業務子会社の静銀ITソリューションなど13社ある。オンラインで記者会見した柴田久頭取は「新たな事業領域を拡大し、多様化する地域課題の解決に向けて貢献したい」と語った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ