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特集 : 福祉・介護

管理責任者不備疑い 浜松の放課後デイサービス 市が監査、指導

 浜松市は24日までに、NPO法人アンヘレス(同市北区)が運営する同市中区の放課後等デイサービス事業所「天使の部屋葵教室」で、法令が定める児童発達支援管理責任者の配置に不備が疑われるとして、運営法人と事業所に監査に入った。不正が確認されれば、指定取り消しなど行政処分を検討する。

浜松市の監査を受けた「天使の部屋葵教室」=24日午前、同市中区
浜松市の監査を受けた「天使の部屋葵教室」=24日午前、同市中区

 市によると、同事業所は2020年度と21年度、別の事業所の職員や既に退職した職員を同責任者としたまま運営していた疑いがある。同責任者が交代した場合は変更届の提出が必要で、一時的に不在になる場合は国の給付費の減額申請をする必要があるが、いずれも行われていなかったとみられる。
 市は監査の際に同法人に対し、早急に基準を満たすことや、安全に十分配慮して利用者のケアに当たることなどを指導した。
 同法人は同市中区と北区で4事業所を運営する。市は他の事業所の実態も調べる。徳田恭子理事長は取材に、「今は行政の判断を待っている状態で、何も話せない」と答えた。
 児童発達支援管理責任者は、利用者の個別支援計画の作成や現場職員の指導をする専門職で、一定の実務経験や研修の受講が必要。全国で放課後等デイサービス事業所が増加する中、人材が不足しているとされる。
 鈴木康友市長は24日の定例記者会見で「不正受給であれば由々しきことだ。市内の全施設で常時実態を調べるのは難しいが、抜き打ち調査をして不正を抑止したい」と述べた。

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