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特集 : 福祉・介護

障害者の就業安定へ 農福連携事業開始 浜松市北区のNPO法人

 浜松市北区でサッカーを中心とした障害者スポーツ事業などに取り組むスクール「NPO法人SV Norderstadt(エスファオ ノルダーシュタット)」(茶山暁志理事長)が本年度から、障害者に農業の現場で活躍してもらう「農福連携事業」を始めた。県西部農林事務所、認定NPO法人オールしずおかベストコミュニティとの3者連携で、事業・雇用拡大を目指していく。

キャベツの苗を植える山下さん(左)と曽根さん(右)=浜松市北区細江町
キャベツの苗を植える山下さん(左)と曽根さん(右)=浜松市北区細江町

 スクールに通う障害者たちが職場環境になじめず定職に就けない現状を打開しようと、茶山理事長が昨秋ごろ同事務所などに相談し事業化した。自身が農業関係の仕事に従事していた経験もあり農業に着目したという。
 現在はスクール生の山下莉奈さん(21)、曽根航さん(21)を雇用。既にジャガイモを育て、同区三ケ日町の魚店に卸すなど実績も積んでいる。15日には同区細江町の畑で種から育てたキャベツを定植した。2人は「リラックスして作業できて楽しい」「良いものをつくり提供する実感がある」とやりがいを感じている様子だ。
 茶山理事長は「2機関の協力があってこそ」と感謝し、雇用する2人には「仲間と一緒に楽しめている。自立する時のため、自ら育て収入を得ることを学んでほしい」と期待を込めた。
 

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