高速道で死亡相次ぎ、バイク事故防止へ指導強化 静岡県警

 静岡県内の新東名高速道で今月、バイクの死亡事故が続いたことを受け、静岡県警は18~20日の3連休中、緊急の事故防止対策を実施する。東名、新東名両高速道などで指導・取り締まりを強化するとともに、ライダーに事故時の衝撃を緩和する胸部プロテクターの着用を促し、死亡事故の抑止を図る。

静岡県警
静岡県警

 静岡市清水区の新東名高速道下りでは10日、大型バイクに乗っていた浜松市の男性(43)が死亡した。12日には森町の同下り森掛川インターチェンジ(IC)付近でオートバイが転倒し、運転していた広島県の女子大学生(22)が全身を強く打って死亡した。県警によると、いずれも関東方面から戻る途中だったという。
 秋の行楽シーズンを迎え、3連休中はツーリングで高速道を利用するライダーが増えることも予想されるため、緊急対策の実施を決めた。指導・取り締まりに加え、レッドパトロールやICでの検問、広報なども行う。
 県警交通企画課によると、過去5年に県内高速道で起きたバイク(自動二輪車)の死亡事故は今月の2件を含めて計5件。いずれもプロテクターは着用していなかったという。
 自動二輪車事故の死亡原因は頭部や胸部の損傷が多い。県警はこれまでもプロテクターの着用を呼び掛けていたが、依然として着用率は低く、改めて周知を進めることにした。
 同課の長倉隆一交通事故統括分析管理官は「プロテクターの着用で安全意識も高まる。長距離走行の際は適宜休憩を取り、安全運転を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
 (社会部・宮崎浩一)

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