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特集 : 福祉・介護

沼津の笹原さん(95) 施設に千羽鶴 認知症予防 折り紙に奮闘 「楽しむことが大事」

 沼津市の笹原利彦さん(95)が、がんによる闘病生活を続けながら趣味の折り紙に精を出している。8月には千羽鶴を折り、自らが通う清水町のデイサービス「れすぱいと」に寄贈した。明るく折り紙作品の制作に奮闘する姿に、施設関係者は「高齢者のお手本」と口をそろえる。

千羽鶴を折り、東オーナー(左)からねぎらわれる笹原さん=清水町のれすぱいと
千羽鶴を折り、東オーナー(左)からねぎらわれる笹原さん=清水町のれすぱいと


 笹原さんは10年以上前から歯茎や舌などのがんと闘い、今年に入ってからは腰痛で車いす生活を余儀なくされている。年を重ねても「指先を使っていればぼけない」と、認知症予防として制作を続けているという。きちょうめんな性格で、折り紙を折りやすいよう爪を切って長さを整え、細かな作業をこなす。
 千羽鶴は在宅時間を活用し、約2カ月かけて制作したという。寄贈を受けたれすぱいとの東広美オーナーは「施設では最高齢だが、いつも前向きで穏やか。生きている強さを感じる」と脱帽する。
 新たな千羽鶴作りに挑戦しているという笹原さん。「楽しむことが大事。娘が続けろと言うからまだ頑張るよ」と笑った。
 (東部総局・大石真聖)

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