全日本少年春季軟式野球大会 静岡県内で18日開幕 2年ぶり

 第12回全日本少年春季軟式野球大会(静岡新聞社・静岡放送後援)は18日、草薙など静岡県内10球場で開幕する。新型コロナウイルスの影響で前回大会が中止、今大会も3月から延期された。今年最後の中学軟式野球日本一を決める大会になる。全国各地の予選を勝ち抜いた54チームがエントリーし、県勢は東海大翔洋、伊東対島、清水飯田、掛川栄川の4校と静岡市選抜の静岡シティクラブが出場する。21日に準決勝と決勝を行う。

2年越しの全国初陣に臨む静岡シティクラブの選手=西ケ谷球場
2年越しの全国初陣に臨む静岡シティクラブの選手=西ケ谷球場
全日本少年春季軟式野球組み合わせ
全日本少年春季軟式野球組み合わせ
2年越しの全国初陣に臨む静岡シティクラブの選手=西ケ谷球場
全日本少年春季軟式野球組み合わせ

 2年越しの大舞台で全国の強豪に挑む。開催地枠で出場する静岡シティクラブは、清水区を含めた現在の静岡市で初めて一つに編成された選抜チーム。もともと2019年秋に結成され、20年春の第11回大会に出場予定だったが、中止になったため選手が入れ替わり今回が初陣になる。
 登録メンバーは市内11校の3年生20人。昨秋、希望者を選抜し、今夏の中学総体後は定期的に活動を重ねた。山口晋太朗監督(34)=静岡大里西小教=は選手に「後輩や小学生の目標になるチームになろう」と説く。
 県内中学の軟式野球部は部員減が進み、単独チームの編成も難しくなっている。その中で、選抜チームとして全国大会に出場できるのは大きな励み。山口監督は「小学生に、中学の部活でも頑張れば全国舞台に立てると思ってもらえる。指導者の士気も高まる」と意義を話す。
 熊谷凌主将(静岡大里3年)は、昨年の3年生がこのチームで楽しそうにプレーする姿を見て選抜入りを目指した。大崎古川中(宮城)との1回戦に向け、「このチームが今後も続くように、大会に出場できなかった先輩たちの分まで結果を残したい」と意気込む。
(山本一真)
 <メモ県内中学野球部の部員減少 県中体連によると、2021年度の部員数は3904人。11年度の7476人から10年でほぼ半減した。静岡市内も1255人(11年度)から634人(21年度)と同様に推移する。ここ数年は下げ止まっているが、地元中学の部員が少ないため、生徒が硬式のクラブチームに活動の場を求める傾向も強い。

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