西伊豆の加山雄三ミュージアム メインフロア2022年夏閉館

 歌手で俳優の加山雄三さん(84)の魅力を満載した西伊豆町の「加山雄三ミュージアム」を経営する「堂ケ島レジャー」(本社・東京都)は11日までに、同館メインの3階ミュージアム部分を来年8月末で閉館すると決めた。1、2階のレストランや売店は運営継続し、3階は別の施設にリニューアルして施設名を変更する。

ファンに親しまれた「加山雄三ミュージアム」。来年8月末でメイン部分を閉館する=11日午後、西伊豆町
ファンに親しまれた「加山雄三ミュージアム」。来年8月末でメイン部分を閉館する=11日午後、西伊豆町

 同社は十分なファンサービスができない加山さんの思いに沿う形で閉館を決めたという。加山さんはここ数年、体調不良などにより、サイン会など同館でのイベントに参加できない状況が続いていた。閉館について、事務所を通じ「遠路おいでくださるお客様に十分にお応えできる状況にないため、幕を下ろさせていただきます」などとコメントした。
 同館は1998年にオープンし、加山さんの主演映画「若大将」シリーズのポスターレプリカやCDジャケットなどを展示し、ファンを楽しませてきた。画家としての一面や趣味の鉄道模型も紹介し、年間約10万人が訪れるなど地域観光に一役買っていた。
 同日来館した60代の女性ファンは閉館の知らせを聞き、「加山さんの全てが詰まった、どこにもない貴重な施設だと思う」と残念がった。同社は閉館以降の3階部分の活用については検討中。磯谷利治支配人(52)は「閉館までまだ1年あるので、コロナが落ち着いたら来館してもらい、加山さんの魅力を再確認してもらえれば」と話している。
 

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