児童の成長見守る“輝き” 新校舎にステンドグラス 静岡サレジオ小 作家藤原さんら制作

 静岡市のステンドグラス作家藤原俊さん(43)=サンクラフツ代表=が制作した大型の2作品がこのほど、静岡サレジオ小(清水区)の新校舎(プライマリー棟)に設置された。土屋雅敬美術教諭(48)が図案を描き、1年がかりで完成した。2人は「子どもたちの健やかな成長を見守り、明るい未来を照らし続けてほしい」と願いを込める。

新校舎入り口に設置したステンドグラス作品「地より天につぐ」と制作した藤原さん(左)と土屋教諭。ユリの花が児童を出迎える=静岡市清水区の静岡サレジオ小
新校舎入り口に設置したステンドグラス作品「地より天につぐ」と制作した藤原さん(左)と土屋教諭。ユリの花が児童を出迎える=静岡市清水区の静岡サレジオ小
スタジオに設置された「ねがいをすくう」
スタジオに設置された「ねがいをすくう」
新校舎入り口に設置したステンドグラス作品「地より天につぐ」と制作した藤原さん(左)と土屋教諭。ユリの花が児童を出迎える=静岡市清水区の静岡サレジオ小
スタジオに設置された「ねがいをすくう」


 同市出身の藤原さんは3年前、都内から拠点を移し、工房を開いた。同校教諭の紹介で依頼を受け、8月末の新校舎完成に合わせて制作した。
 新校舎の入り口で、聖母マリアの象徴であるユリが大きく花開いた作品「地より天につぐ」が、児童を出迎える。演劇やパフォーマンスなどを学ぶスタジオには、高さ3メートルの「ねがいをすくう」が設置された。目標に向かって手を伸ばす子どもたちを、同校創立者ドン・ボスコが両手で包み込むデザイン。濃淡や質感、透明度など異なる色ガラスを20種類以上組み合わせ、奥行きを表現した。
 昨年度は、藤原さんが授業でステンドグラスの歴史や役割、制作過程などを児童に解説した。新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けてオンライン授業が続くが、藤原さんは「新校舎での豊かな学びの時間の中で、作品が子どもたちの記憶に残ればうれしい」と期待する。
 (文化生活部・岡本妙)

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