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特集 : こち女

母の経験で将棋普及 日将連浜北支部長に初の女性

神谷さんと出した本を手に、将棋の普及へ意気込む高橋さん=浜松市浜北区の高橋さん宅
神谷さんと出した本を手に、将棋の普及へ意気込む高橋さん=浜松市浜北区の高橋さん宅

 日本将棋連盟浜北支部に今夏、女性支部長が誕生した。同連盟公認の将棋普及指導員、高橋香代さん(49)=浜松市浜北区=。20年以上続く同支部で女性が支部長に就任するのは初。高橋さんは「県内でも女性がトップの支部は珍しいのでは」とみる。「お母さんたちに将棋に親しんでもらう」ことを目標に掲げ、意気込んでいる。
 7月中旬に開かれた同支部役員会で、前任者が長年支部長を務めたことや高齢なことなどを理由に高橋さんの就任が決まった。駒の動きを学べる簡易的な「どうぶつしょうぎ」を使ったイベントに携わったり、詰め将棋の本を市内在住のプロ棋士神谷広志さんと共著で出したりと、普及に尽力してきた。
 男性が多かった将棋の世界。高橋さんがイベントなどで目立つと「女に何ができるのか」と差別的な言葉を投げつけられたという。一方で「神谷さんを含め応援してくれる人も多かった」と話す。
 高校3年生の息子の影響で将棋を始めた。小学生のときから将棋に親しむ息子を県外の大会に連れて行くうちに深く関わるようになった。経験を踏まえ「将棋を子どもらに普及しつつ、裾野も広げるには、母親たちの理解が大事だ」と強調する。
 コロナ禍で同支部が続けてきた対面での将棋大会運営は困難。それでも「活動を工夫したい」と語る。
 

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