秋季高校野球静岡県大会 組み合わせ決定 9月11日に開幕

 来春の選抜大会につながる第74回秋季高校野球静岡県大会の組み合わせが6日、決まった。大会は11日に草薙など5球場で開幕し、10月2日に決勝と3位決定戦を行う。出場は例年の25校から、各地区36校に甲子園出場の静岡を加えた37校に拡大。上位3校が10月23日から愛知県で行われる東海大会に出場する。
 地区大会で順位決定戦は行わず、上位8校と敗者戦に回った下位4校は、上位校、下位校のくくりで同列扱い。1、2回戦での同地区対決を避けた抽選の結果、初戦で強豪同士の対決も生まれた。夏の静岡大会4回戦と同じ浜松工-東海大翔洋を筆頭に、浜松開誠館-静岡商、磐田東-加藤学園、御殿場西-常葉大橘、桐陽-聖隷クリストファーなどで好勝負が期待される。
 7月末に静岡県独自の新型コロナウイルスの警戒レベルが上がり、県立校を中心に練習試合ができなくなった。各チームとも実戦不足で優勝争いは混戦必至。中でも静岡は練習試合なしで本番を迎えることになり、池田監督は「実戦形式の練習で、やれるだけの準備をし、大会の中で成長していくことを大事にしたい」と話した。
 中部で上位をうかがうのは、地区初戦で昨秋の覇者藤枝明誠に競り勝った静岡商や戦力が充実した静岡。静岡商は主戦大橋を軸に堅守が光り、静岡はタイプの異なる大型右腕3枚を擁する。西部は浜松工、掛川西に今夏の戦力が残る。浜松工は左腕太田、右腕細窪が前チームからの主力。掛川西は河原崎、狩俣ら今春の東海優勝メンバー5人がそろう。
 東部は御殿場西、加藤学園などが上位候補。御殿場西は最速137キロの左腕エース藁科が伸び盛り。加藤学園は昨秋のエース石山が夏前の故障から復帰した。今春の選抜出場バッテリーが残る三島南、経験豊富な右腕土屋が引っ張る桐陽、得点力がある日大三島なども注目される。

 ■コロナ禍で変則日程
 緊急事態宣言の発令を受け、静岡県教委は県立高の土日、祝日の部活動を中止としたため、県高野連は変則的な大会日程を組んだ。前日に部活動(練習)ができない日曜の試合を避け、予備日とした。12日に期限を迎える緊急事態宣言が延長された場合は、18日以降の日程を変更する見通し。
 県高野連の高橋和秀会長は「このような状況下で公式戦だけでもできることに感謝しなければ。制限がある中でコロナ対策をしながら、子供たちに野球ができる喜びを味わわせたい」と話した。
 大会は本県独自の警戒レベルが6の現段階では無観客。レベル5で部員の家族らが入場でき、レベル4以下で一般客の入場が認められる。

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