熱海の宿泊業者ら職域接種開始 新型コロナワクチン

 熱海市ホテル旅館協同組合連合会は5日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を始めた。市内の宿泊施設の従業員やその家族計2千人を対象に、10月中の終了を目指す。感染防止に配慮したおもてなし体制を整え、コロナ禍で冷え込んだ観光の巻き返しを図る。

ワクチンを接種する観光業関係者ら=熱海市内のホテル
ワクチンを接種する観光業関係者ら=熱海市内のホテル

 初日は市内のホテルで約200人が接種した。医師が問診票を確認した後、看護師が注射した。同市のホテル・サンミ倶楽部(くらぶ)の従業員小松竜也さん(22)は「ワクチン接種後も気を抜かずに感染予防を心掛けたい」と話した。
 同連合会は6月に職域接種を申請したが、ワクチンの供給不足で開始が遅れていた。その間に同市などの集団接種が進み、職域接種の対象者は当初の半分になった。
 熱海温泉ホテル旅館協同組合の森田金清理事長は「7月には土石流の被害があり、厳しい夏だった。ワクチン接種に加えてPCR検査や抗原検査で従業員の健康状態を確認し、お客を迎え入れたい」と述べた。

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