残念でならない/地方創生に理解/五輪パラ開催良かった/GoTo批判… 菅首相退陣表明受け静岡県内首長コメント

 旧民主党の衆院議員時代から20年以上、菅義偉首相と親交がある鈴木康友浜松市長は「突然の不出馬報道に驚いている。デジタル庁など、これから菅首相らしい政策が打ち出される矢先のことで、残念でならない」とコメントした。
 菅首相が進める規制改革や地方創生などの施策に協力するため昨年10月に全国の首長約90人で設立し、自らが会長を務める「活力ある地方を創る首長の会」については、「会員から継続を望む声を受けている。しばらくは情勢を見守りたい」と語った。
 田辺信宏静岡市長は「いろいろ考えた上での決断だと思うが、突然のことで非常に驚いている」と受け止め、「これまでの地方創生への理解にお礼を申し上げる」とした。
 東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市の菊地豊市長は「日本人メダリストが誕生するなどレガシー(遺産)が残り、開催地として期待していた目標を達成できた。賛否がある中、結果として開催してもらって良かった」と振り返った。県市長会長の立場から次期首相に対し「まずは内政を安定させ、コロナ対策を平常時の延長ではなく、危機管理だととらえて対応してほしい」と注文した。
 同じく自転車競技会場となった小山町の池谷晴一町長も「開催したからこそレガシーをつくれた。五輪は子どもたちが観戦できた」と評価した。一方で、コロナ対策は「一貫性がない」と指摘。「Go To トラベル」などの施策に触れ「感染が拡大することは分かっていた。あまりにも経済を優先してしまった。感染防止を徹底すべきだった」と批判した。次の首相には「地方を重視した政策を」と求めた。
 県町村会長の太田康雄森町長は「苦渋の決断と拝察する。コロナ禍での国政運営は誰が担っても困難だったと思う。残された任期も感染拡大防止に全力で取り組んでいただきたい」と述べた。

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