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特集 : こち女

子どもからのコロナの質問 科学的に答えよう【こち女ボイス】

 「コロナになったら死んじゃう?」。ニュースを見ていた5歳の息子が尋ねました。私は大きく首を振り「大丈夫よ。ちょっと風邪さんになるかもしれないだけ」と答えました。厚労省によると8月25日までに、国内で新型コロナウイルス感染症にかかった子(20歳未満の陽性者数)は18万人いますが、死者はゼロ。同日時点で厚労省が確認した入院を必要とする子約1万2200人のうち、重症者は1人です。
 デルタ株が集団保育や学校でも広がり、子供たちは大人が想像する以上に不安を感じているでしょう。子供にとってはインフルエンザよりもはるかに軽い風邪であることを、特別に恐ろしい病気ではないことを、大人がはっきり子供に教えておくべきだと思います。
 保護者が心配して、学校に過剰な対策を求める。教員が精神的にも肉体的にも追い込まれる。子供は必要以上に窮屈な生活を強いられ、心がむしばまれていく。県内の教育委員会の相談に応じている感染症専門医・小児科医などに取材を続ける中で、その悪循環は深刻だと感じます。医師は「大人の都合で子供らしい生活を奪うべきではない」と訴えています。感染対策に力を入れるべきは、流行の主体である大人の方。子供の心を健やかに保つためにまず大人が、科学的根拠に基づいた発言と行動を心掛けましょう。
 (伊豆田有希)

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