カナダ製の最新式トレーラーを販売 日本初、静岡の高橋ボデー

 特殊ボディー製作の高橋ボデー(静岡市清水区)は1日、カナダ製最新式トレーラーの販売を国内で初めて開始した。工具にも使われる「スウェーデン鋼」と呼ばれる丈夫な金属を使ったボディーは頑丈な上、スマートフォンで操作できるベルトコンベヤーが搭載されていて荷下ろしの際の横転事故を防止でき、作業時間も短縮できる。

スマートフォンとブルートゥースで接続し、ベルトコンベヤーなどが稼働するカナダ製トレーラー=8月31日、静岡市清水区の高橋ボデー
スマートフォンとブルートゥースで接続し、ベルトコンベヤーなどが稼働するカナダ製トレーラー=8月31日、静岡市清水区の高橋ボデー

 トレーラーはトラウトリバー社製で、土砂運搬用(全長約10メートル)と比重が軽いウッドチップなどの運搬用(同約13メートル)の2種類。北米で実績のある同社がアジア展開に先駆け国内で代理店を探していた際、従来、スウェーデン鋼加工の高い技術があり、アフターメンテナンス能力のある高橋ボデーが初契約した。
 同社はカナダからトレーラーを輸入、ベルトコンベヤーの油圧架装や、日本の保安基準に沿ったサイドバンパーの設置をして車検を通し、販売する。同社によると、既に4台の契約があり、うち2台については車検が通った。大規模公共工事に利用される見込みだ。
 「10トンダンプと比較すると、コスト面でも優位性がある」と同社の高橋政貴さんは話す。土砂運搬用の場合、ダンプ3台分の約28トンが積載できる一方、けん引車込みでダンプ2台分の価格で済む。運転手も少なくて済む上、スマートフォンと近距離無線通信「ブルートゥース」で接続できるため、ベルトコンベヤーの操作がワンタッチでできる。
 同社のメインバンクの清水銀行が代理店契約の際、英文の契約書の内容確認や資金決済面などで支援した。

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