渋沢栄一に経営姿勢学ぶ 事業承継テーマ、セミナーを開講

 明治時代の実業家、渋沢栄一の経営思想に学ぶ企業向けウェブセミナー「風の時代につなぐ」が25日、開かれた。静岡商工会議所を主体とした「渋沢栄一×事業承継プロジェクト実行委員会」が主催する全3回セミナーの初回。慶応義塾大大学院教授の岸博幸氏の基調講演や、県内企業の事業承継の事例紹介などを行った。

ウェブセミナーで事業承継事例を報告する藁科憲佑代表(左)と清水至亮統括責任者=25日午後、静岡市葵区
ウェブセミナーで事業承継事例を報告する藁科憲佑代表(左)と清水至亮統括責任者=25日午後、静岡市葵区

 岸氏は、コロナ収束後を見据えた企業経営には「デジタル化による生産性の向上と、コロナ禍で多様化が加速する価値観への対応が急務」と強調。企業の利益だけでなく社会や地域の公益にも目を向けた渋沢の理念「道徳経済合一」に触れ、「国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みに通じ、多くの教訓が得られる」とした。
 事例紹介では、家業の車販売事業を全国に顧客持つビジネスモデルに転換したRESTORE(焼津市)の藁科憲佑代表と、県事業承継・引継ぎ支援センターの清水至亮統括責任者が登壇した。

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