電線共同溝知って 浜松・常盤工業 子ども向け工事見学会

 浜松市中区の常盤工業は24日、市から受注した電線共同溝工事の見学会を同区伝馬町周辺で行った。工区に隣接する放課後等デイサービス「ハッピーテラス浜松教室」の子どもたちが現場を訪れ、工事が自分たちの生活にどのように関わっているかを学んだ。

工事現場を見学する子どもたち=浜松市中区
工事現場を見学する子どもたち=浜松市中区

 子どもたちは見学会に先立ち、台風などの自然災害による電線の被害実態を聞き、電線を地中化することの大切さを学んだ。現場では実際にマンホール内に入り、同社の社員から内部の構造について説明を受けた。
 同社の高橋脩夫さん(39)は「こうした作業は外部からはなかなか見えにくい。工事の様子を知ってもらい、少しでも理解が深まってほしい」と話した。

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