テーマ : 熱海土石流災害

21日発見の遺体の身元判明 依然3人行方不明 熱海土石流

 熱海市伊豆山の大規模土石流で、市は22日、前日に発見された遺体の身元が松本光代さん(63)と判明したと発表した。災害死亡認定されたことも明らかにした。土石流による犠牲者は24人、行方不明者は3人になった。

土砂の中を捜索する機動隊員ら=22日午前、熱海市伊豆山
土砂の中を捜索する機動隊員ら=22日午前、熱海市伊豆山

 松本さんの遺体は21日午後4時ごろ、市道山側にあった自宅付近の土砂の中から発見された。松本さんの夫孝広さんは7月18日に遺体で発見され、娘の季和さんは依然として行方不明になっている。
 県警は約50人態勢で被災区域全体を一斉捜索した。機動隊員が横一列になって現場を進み、不明者の捜索に当たった。長雨の影響で足場が悪かったり、3メートル超の土砂が堆積していたりして、重機が使いにくい場所があるという。
 県警災害対策課の土橋学課長は「一番の目的は行方不明者の発見。早くご家族の元に返してあげたい」と話した。重点的に捜索する地点を選定し、今後も一斉捜索を実施する方針。

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