キャンプ用品に女性の視点 デザインと機能追求 静岡に専門店開業

 静岡市清水区宍原に、キャンプ用品のセレクトショップ「OutdoorLife kano(アウトドアライフ カノ)」がオープンした。アウトドアの専門知識を持つ女性スタッフ3人が、デザイン性と機能性を併せ持つ商品をそろえる。空き工場と倉庫をリノベーションした店舗で、スタッフ自身もDIYに取り組み、今後、カフェなどを設ける予定。

女性スタッフがセレクトしたキャンプグッズが並ぶ「OutdoorLife kano」=静岡市清水区宍原
女性スタッフがセレクトしたキャンプグッズが並ぶ「OutdoorLife kano」=静岡市清水区宍原

 店を構えたのは、新東名高速道の新清水インターチェンジ近くの自然豊かな地域。店内には北欧のアウトドア用品ブランド「ノルディスク」のテントや寝袋を中心に、キッチン用品やラグ、ランタンなど国内外メーカーの商品が並ぶ。店舗隣の倉庫には、10張りほどのテントやタープを常時、展示している。
 スタッフ3人は別のアウトドアショップでの勤務経験があり、プライベートでもキャンプや登山、カヌーなどを楽しむ。バイヤーの長島美和さん(34)は「自分たちがキャンプをする中で、これがあればもっと便利で、楽しいと思えるような道具を集めている」。ナチュラルな雰囲気のグッズを多くそろえ、女性が一人でも気軽に訪れやすい店作りを心掛ける。
 リノベーションは昨年11月に始め、空き工場、倉庫からの荷物の搬出やペンキ塗りなど、できる限り、スタッフ自らが手掛けた。棚など再利用できるものは修繕し、店で活用している。今後もDIYを続け、敷地内にカフェやテント泊を試せるスペースも作る。地元企業と連携したオリジナル商品の開発にも挑戦したいという。
 店名の「カノ」は北欧の古代文字に由来し、「炎」などの意味。店長の手塚千晴さん(41)は「たき火のように、みんなが和むことができ、人と人とがつながっていく場所にしたい」と抱負を語った。

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