ジュビロ磐田8強 延長戦制す ⚽サッカー天皇杯4回戦

ヴェルスパ大分―磐田 前半、ゴールを狙う磐田のファビアン・ゴンザレス(左)=大分・昭和電ド
ヴェルスパ大分―磐田 前半、ゴールを狙う磐田のファビアン・ゴンザレス(左)=大分・昭和電ド

 ▽4回戦
磐田(J2) 1(0―0 0―0 延 長 1―0 0―0)0 ヴェルスパ大分(アマチュアシード)
▽得点者【磐】ゴンザレス

 【評】磐田はヴェルスパ大分に延長戦の末、競り勝った。
 互いに決定機を逃し続け、前後半90分間を無得点で終えた。磐田は延長前半11分、途中出場のMF藤原のクロスに、FWゴンザレスが合わせて先制点を挙げた。
 ヴェルスパ大分のMF利根(静岡学園高出)に再三、ゴールに迫られたが、磐田の守備陣は最後まで集中力を切らさず、120分間守り切った。


 ■JFL覇者 意地で退ける
 磐田が苦しみながらも、3年ぶりの準々決勝進出を決めた。J2勢を破ってきた昨年のJFL覇者のヴェルスパ大分をなんとか退け、J2首位の意地を見せた。
 直近のリーグ戦から先発11人全員を入れ替えた磐田。前半の立ち上がりは苦しい時間帯が続いた。前掛かりで攻撃を仕掛ける相手に、立て続けにシュートを打たれた。それでもぎりぎりのところで体を寄せ、前半を0-0で折り返した。
 後半もお互いに決定力を欠き延長戦へ。試合が動いたのは延長前半11分。途中出場した磐田ユース所属のMF藤原のクロスにFWゴンザレスが合わせて待望の先制点が生まれた。ゴンザレスは「ゴールが欲しかった。いいパスが来た」と喜んだ。
 アシストした藤原は今季からトップチームの練習に頻繁に参加し始めたばかり。春先にはけがをしてU-18(18歳以下)日本代表を辞退したが、2024年パリ五輪を目指す代表候補の一人だ。
 鈴木監督は「全員で努力した結果が実を結んだ。若い選手のさらなるレベルアップにも取り組みたい」と振り返った。新たな戦力が台頭し、苦しい試合をものにした。熾烈(しれつ)な優勝争いが続くリーグ戦に弾みがつく白星となった。
 

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