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特集 : こち女

看護師勧誘、現場の言葉で 部署超え結束、パンフレットや動画 藤枝市立総合病院、求人に手応え

 藤枝市立総合病院で、現場の看護師が自ら内容を考え、モデルまで務めて製作した手作りの案内パンフレットや動画が、新たな看護師の募集に力を発揮している。5年ほど前から始めた取り組みで、達家好美看護部長は「認定看護師などを志すキャリア志向の応募が増えてきた」と手応えを感じている。

看護部を挙げて製作したパンフレットを手にする達家好美看護部長(右から2人目)ら関係者=藤枝市立総合病院
看護部を挙げて製作したパンフレットを手にする達家好美看護部長(右から2人目)ら関係者=藤枝市立総合病院

 今年のパンフレットは「ポジティブ!地域愛にあふれ、人が大好き!」の表題で、新人から各部署のベテラン看護師まで13人が、それぞれの持ち場や看護への思いをつづった。写真のモデルはすべて、各部署から推薦を受けた現場の看護師が務めた。
 各専門領域の認定看護師などが登場し、さまざまなキャリアのあり方や、入職後の院内の教育体制を紹介。入退院支援や訪問看護、同病院が強化する地域連携の取り組みについて多くのスペースを割いた。
 内容は、毎年春ごろから各部署の責任者が同病院の強みや目指す看護などを議論して決め、年間をかけて仕上げる。看護部の紹介動画は毎年更新し、若手の意見で選んだ音楽に乗せて、パンフレットの要約を紹介する。ともに看護学生向けの説明会などで活用し、新人が同行して話をすることもある。
 看護が専門化する中、それぞれの部署や立場の取り組みを言葉にして表現することは、お互いの仕事を認め合う好機。院内では、部署を超えて看護実践を語り合う機会を設ける。達家部長は「院内で学び合い、外部にも発信することで、志を同じくする看護師の採用につなげたい」と好循環を期待する。
 

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