最古の“現役”エアコンを探せ! 静岡市が省エネ啓発 グランプリには最新モデル寄贈

 静岡市は、市内の家庭で使用されている最古のエアコンを探すキャンペーンを行っている。地球温暖化対策や省エネへの理解促進を図る取り組みで、9月30日まで、“現役”で活躍している年季の入ったエアコンを募集している。

キャンペーンをPRする職員=静岡市役所静岡庁舎
キャンペーンをPRする職員=静岡市役所静岡庁舎

 市内の冷蔵庫を対象にした昨年度の事業の第2弾。グランプリには同市で製造された最新モデルのエアコンが贈られる。二つの特別賞もあり、抽選で計12人に家電量販店「コジマ」の商品券やサッカーJ1清水エスパルスのグッズをプレゼントする。
 市環境創造課によると、家庭用エアコンの約10年前のモデルは最新モデルに比べ消費電力が年間12%多く、電気代は年間約3千円高い。担当者は「家庭の家電を見直すきっかけになれば」と話した。
 応募は1人1台まで。家庭内で日常的に使用しているエアコンのみ応募可能で、業務用は対象外。メーカーや製造年が記されたステッカーの画像の添付が必須で、申し込みはインターネットのほか、所定の応募用紙の郵送やファクスでも受け付ける。
 問い合わせは県地球温暖化防止活動推進センター<電054(271)8806>へ。
 (政治部・池谷遥子)

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