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国交省災害査定官が視察 熱海土石流

 熱海市伊豆山の大規模土石流で、国土交通省は6日、被災地の道路や河川などの復旧に向けて災害査定官を派遣した。市や県は査定官の指導や助言を基に災害査定の手続きを進め、早期復旧を図る。

土石流被害の現場を調査する水川靖男災害査定官(右から7人目)ら=6日午前11時ごろ、熱海市伊豆山
土石流被害の現場を調査する水川靖男災害査定官(右から7人目)ら=6日午前11時ごろ、熱海市伊豆山

 県職員も同行し、国道135号にかかる逢初橋から逢初川上流までの被害状況を調べた。水川靖男査定官は「土砂やがれきの圧力で河川や市道がかなり破壊されている」と指摘。堆積した土砂の分別、処分にも時間を要するとの見方を示し、市や県の申請手続きが円滑に進むよう協力するとした。申請が認められると、災害復旧事業制度に基づき一定の事業費を国が負担する。今回の土石流災害で、国は逢初川上流部に新たな砂防ダムを造るなどの直轄緊急的砂防工事も行う。

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