静岡・アオイブリューイング復活 ブランド継承、年内にも醸造再開

 運営会社の破産申請を受けて2月に事業停止した静岡市葵区のクラフトビール醸造所「アオイブリューイング」が復活する。市内でビアパブ「グローストック」を運営する福島英紀さん(38)によるブランドの継承がこのほど決まった。早ければ年内にビールの醸造を再開する予定。

アオイブリューイングの醸造設備を点検する福島さん=静岡市葵区
アオイブリューイングの醸造設備を点検する福島さん=静岡市葵区

 醸造所に隣接するビアバー「ビアガラージ」も近日中に再オープンする。飲食店、醸造所の双方にかつての担当者が戻ることが決まった。
 福島さん自身も2014年に醸造を開始した当時は、醸造所のスタッフの一人だった。宙に浮いた醸造施設の引受先が取り沙汰されていた6月、グローストックの常連客に「福島さんが再出発させるのが一番良い選択」と背中を押され、再生を決意。醸造設備を買い取った。
 再開後は、前運営会社の了承を得て「アオイ」の名称、ロゴマークを使用する。これまでと同様、ゴールデンエールをはじめとしたヨーロピアンスタイルを主軸にするという。「アオイを継承したいという意欲だけで手を上げた。アオイの歴史をつくった醸造担当者、関係者、お客さまの思いを背負って第2章をスタートさせる」と意気を高めた。

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