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特集 : 福祉・介護

聴覚障害の子どもら対象 デフサッカー教室始動 富士市立高

 聴覚などに障害のある子どもらを対象にした「デフキッズサッカー教室」(静岡FIDサッカー連盟など主催)が富士市の市立高人工芝グラウンドで始動した。毎月2回程度開催し、障害のある子どもや保護者の交流の場にしたい考え。同校サッカー部が運営に協力し、部員の成長にも役立てる。

サッカーボールを使ってゲームを楽しむ子どもたち=富士市の市立高(写真の一部を加工しています)
サッカーボールを使ってゲームを楽しむ子どもたち=富士市の市立高(写真の一部を加工しています)

 4月に富士宮市内でデフサッカー日本代表と同部が対戦した際、見学した保護者から同部の杉山秀幸監督に教室開催の依頼があった。同校の地域交流事業に位置付け、同連盟と5月から体験会を開いてきた。
 本格実施初回の7月31日は、沼津聴覚特別支援学校の児童やきょうだいなど、年中園児から小6まで約20人がボールを使った遊びやミニゲームを楽しんだ。感染状況悪化で、部員は児童と接触せずに練習を温かく見守った。障害のある乳児の保護者も来場し、他の保護者と交流した。
 杉山監督は「見える場所で話すなど相手のためのちょっとした工夫は、試合での意思疎通向上につながる。自分たちの当たり前を見直すことで、生徒が成長する」と交流を歓迎し、部員以外の生徒の参画も検討する。長泉町から参加した子どもの母親(38)は「体を動かす機会がなく、参加できる教室も少ない。学校外の子どもや大人と触れ合うことは貴重な経験になる」と喜んだ。

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