ワクチン副反応20~40代出やすく 2回目接種後、発現率90%超 聖隷沼津病院調査

 沼津市の聖隷沼津病院は3日までに、新型コロナウイルスワクチンの副反応について、接種を受けた同病院関係者を対象にしたアンケート結果をまとめた。副反応は2回目が1回目より3・7ポイント高い88・0%の人に現れ、症状も重くなる傾向が見られた。20~40代の若い世代ほど症状が出やすかった。

㊤接種後の主な症状 ㊦2回目接種後の副反応発現率
㊤接種後の主な症状 ㊦2回目接種後の副反応発現率

 同病院は4~5月、医師や看護師、清掃員など病院関係者約730人が米ファイザー製ワクチンを接種。このうち499人からアンケートを回収した。
 2回目の接種後の主な症状は、注射部位の痛みが71・7%(1回目77・5%)、37・5度以上の発熱37・1%(同2・8%)、だるさ62・1%(同27・3%)、頭痛40・3%(同14・9%)など。多くは接種日と翌日に発症し、数日で軽快したという。アナフィラキシーの発生はなかった。
 年代別の発現率は、20~40代が2回目で90%を超えた。50代が87%、60代以上は70%以下で、若年層ほど副反応が発現しやすいことが分かった。2回目後の37・5度以上の発熱は、20代が46%で最も高く、年代が上がるにつれ低下した。
 同病院の中里顕英呼吸器外科医長は「接種拡大で流行の勢いを抑える効果は一定程度期待でき、社会全体のメリットは十分にある」と考察する。一方で、「いまだ評価が定まっていない以上、接種を拒む人を責める風潮はあってはならない」と指摘する。
 (東部総局・大石真聖)

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