脱炭素実現へ事業加速 静銀リース、SDGsで融資契約

 静岡銀行グループの静銀リース(静岡市葵区)は、脱炭素社会の実現に向けて、取引先企業の環境負荷低減につながる事業活動を加速させる。リース事業を通じて省エネルギーの工作機械や電気自動車(EV)などを普及させて、温室効果ガスの排出抑制を図る。
 持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを支援する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」で30日、静岡銀行から10億円を調達する契約を結んだ。静銀リースは、環境負荷が小さい機械など脱炭素機器の導入を企業に促す環境省の補助事業「ESGリース促進事業」を推進する。2025年度までに契約数を200件とする目標を定めた。
 県内企業が太陽光発電など再生可能エネルギー事業に参入する動きもサポートする。
 静岡銀のポジティブ・インパクト・ファイナンス契約は3例目。静岡銀は「静銀リースにとって、どの事業がSDGsに結び付くかが明確になった。グループを挙げて取り組みを深掘りしていく」(ソリューション営業部)としている。
 (経済部・高林和徳)

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