熱海土石流 国道135号の規制解除 住民「頑張る力になる」

 熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流の影響で通行止めになっていた国道135号の規制が29日午後、解除された。市中心部から伊豆山を通って神奈川県境までを結ぶ主要道がようやくつながり、住民からは「生活再建の後押しになる」との声が上がった。

通行止めが解除され、車両が行き交う国道135号の逢初橋周辺=29日午後、熱海市伊豆山
通行止めが解除され、車両が行き交う国道135号の逢初橋周辺=29日午後、熱海市伊豆山

 土石流に襲われ、全面通行止めが続いた逢初(あいぞめ)橋の橋桁にはガードを仮設し、付近に土のうを積んで安全を確保した。
 「昨日と全く違う光景になった」と喜ぶのは、橋から約50メートルの場所でクリーニング店を営む岡本政夫さん(70)。1階の店舗は全て土砂に漬かったが、避難施設には移らずに妻と2階で生活を続けた。「住み慣れた場所で店も再開したい。生活が少しでも便利になり、目の前を通る人や車が増えれば、頑張る力になる」と前を向いた。
 雨量が基準を超えた場合は再度通行止めになる。30日から路線バスも一部の区間・路線を除き運行再開する。

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