新型コロナ、感染拡大止まらず 静岡県内、東部がほぼ半数 「外出を控えて」呼び掛け

 静岡県内で28日、新たに120人の新型コロナウイルス感染者が確認された。過去3番目の多さで、120人の感染確認は5月15日以来。東部地域がほぼ半数の58人を占め、特に沼津市や三島市などの駿東田方地域、下田市などの賀茂地域で感染拡大が止まらない。県は両地域の住民に「日常の仕事や買い物以外では外出を控えてほしい」と呼び掛けた。

1月以降の静岡県内の新型コロナ感染者数
1月以降の静岡県内の新型コロナ感染者数

 県によると、県全体の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は14・8人。7月下旬以降、右肩上がりで、国が示す感染状況のステージ3(感染急増)の基準(15人以上)に迫る。
 一方で28日時点の重症者は2人で、前回120人だった時の7人に比べ少ない。県は「重症化しやすい高齢者の間でワクチン接種が進んだ効果」とみている。高齢者の感染割合も5月中旬の10%台中盤から1桁まで減少した。若い世代の感染抑制をどう図るかが今後の鍵となる。
 県は85人の新規感染者を発表した。既にクラスター(感染者集団)に認定された磐田市の学校で3人、下田市のバー「COCO だっけ」と接待を伴う飲食店「ナイトパブ・ONE・TWO・THREE」で各1人。同市の拡大検査では25、26日で651検体を採取し、11件の陽性を確認した。
 浜松市は16人の感染を発表した。うち市内の学校の部活動関連クラスターが2人、磐田市の学校クラスターの関係者が1人。静岡市は19人の新規感染を発表。清水区の製造業の事業所関連クラスターは、市外の従業員5人の陽性が判明し、計13人になった。
 県内の累計感染者数は1万488人(再陽性者を含め1万489人)となった。

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