狩野川花火大会、2年連続開催見送り コロナ感染拡大で

 沼津市の頼重秀一市長は28日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者が市内で急増している事態を受け、31日と8月1日に開催を検討していた市最大の観光イベント「狩野川花火大会」を見送ると発表した。ただ、感染状況を踏まえながら、密にならない形での代替イベントの開催を模索するとしている。

2019年の狩野川花火大会
2019年の狩野川花火大会

 大会は昨夏、全国的な感染拡大により中止に追い込まれた。今回は大会実行委内部で「2年連続の中止は避けたい」「こうした時期だからこそ、人々の気持ちが少しでも明るくなるイベントを行うべき」との意見が強く、規模を縮小して開催する方向で協議を進めていた。しかし、市内は今月中旬から感染者数が急増。28日~8月10日の2週間にわたって飲食店を対象に営業時間短縮を要請するため、実施は困難と判断したという。
 頼重市長は「今後の感染状況次第で代替となる花火大会が開催できるかもしれない。実行委と引き続き、可能性を模索していく」と述べた。関係者によると、代替イベントを実施する場合、開催時期は秋以降とみられる。
 大会は例年、7月の最終土、日曜に開催している。狩野川河川敷から約6千発の花火が打ち上げられ、同市の夏の風物詩として知られる。

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