テーマ : 熱海土石流災害

熱海土石流 土砂搬出先に課題

 熱海市伊豆山の大規模土石流の被災現場では22日、警察、消防、自衛隊など計約1300人態勢で行方不明者の捜索や土砂などの撤去が行われたが、行方不明者の新たな発見はなかった。依然として8人が行方不明となっている。
 現場では大量の土砂やがれきが不明者の捜索を阻んでいる。一方で、土砂などの搬出先になっている市有地の容量が限界が近づいているという。斉藤栄市長は同日の記者会見で、搬出先の確保について「市内ではまかないきれない」との認識を示した。
 同日は4連休の初日。市中心部には一定数の観光客の姿が見られたが、災害による観光の自粛ムードも広がっている。斉藤市長は「(被災したのは)伊豆山の特定のエリア」とした上で、東京都の感染者数が増えている状況を踏まえ、「県内客を中心にお越しいただきたい」と述べた。

いい茶0

熱海土石流災害の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞