私の髪「誰かの元気に」 浜松の小学6年生、医療ウィッグに提供

 静岡大付属浜松小6年の広瀬千代音さん(12)=浜松市中区=が20日、病気などで頭髪を失った子どもが使う医療用ウィッグ(かつら)に髪の毛を提供する「ヘアドネーション」に臨んだ。髪を切り、久しぶりのショートカットに整えた広瀬さんは「寂しい気持ちもあるけど、自分の髪が誰かの役に立つと思うとうれしい」と笑顔で語った。

ヘアドネーションに臨んだ広瀬さん=浜松市中区
ヘアドネーションに臨んだ広瀬さん=浜松市中区

 美容室を訪れた広瀬さんは、腰まで伸ばした髪を約60センチカットした。初めてヘアドネーションを行った2018年3月以降、約3年4カ月間にわたり伸ばしてきたという。
 広瀬さんはがんで亡くなった祖母がウィッグを使用していたことを知り、「同じように病気で苦しむ子に元気になってほしい」と髪の寄付を始めた。
 毎年、自身の活動とヘアドネーションの現状について夏休みを利用して調べている。今夏はコロナ禍で活動するヘアドネーション支援団体の取り組みを研究する予定だ。
 髪の毛は寄付を受け付けるNPO法人「ジャパン・ヘアドネーション&チャリティー」(大阪市)に贈る。
 (浜松総局・吉田直人)

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