ソフトボール 日本一発攻勢 豪に8―1 1次リーグ 渥美、山崎 先発出場【東京五輪】

 東京五輪ソフトボールは21日、1次リーグが始まり、世界ランキング2位で北京五輪以来の金メダルを狙う日本は同8位のオーストラリアに8-1で五回コールドゲームとして勝ち、白星発進した。エース上野(ビックカメラ高崎)が4回⅓を1失点で7三振を奪う好投を披露。1-1の三回に内藤(ビックカメラ高崎)の2ランで勝ち越し、6-1の五回に山本(ビックカメラ高崎)の2ランで勝負を決めた。世界ランク1位の米国は同9位のイタリアを2-0で下し、同3位のカナダは同5位のメキシコに4-0で勝った。

日本―オーストラリア 1回裏、外野に飛球を放つ山崎=福島県営あづま球場
日本―オーストラリア 1回裏、外野に飛球を放つ山崎=福島県営あづま球場
日本―オーストラリア 1回表、遊撃の位置から声を上げる渥美=福島県営あづま球場
日本―オーストラリア 1回表、遊撃の位置から声を上げる渥美=福島県営あづま球場
日本―オーストラリア 1回裏、外野に飛球を放つ山崎=福島県営あづま球場
日本―オーストラリア 1回表、遊撃の位置から声を上げる渥美=福島県営あづま球場

 ■渥美、山崎 攻守で貢献
 先発出場した2人の静岡県勢が攻守にわたり随所に持ち味を発揮し、白星スタートに貢献した。
 9番遊撃で先発出場した渥美万奈(トヨタ自動車、常葉菊川高出)は守備で見せた。五回だ。三遊間の深い場所に飛んだ打球を逆シングルで捕球し、素早い送球で一塁へ。「次のプレーを考えると、あの体勢が一番良かった。いい感じで入れた」と涼しい顔だ。課題に挙げていた人工芝への対応にも「練習させてもらってだいぶなじんできた」と自信をのぞかせた。
 初回にエース上野由岐子が制球を乱しピンチを迎えマウンドに集まったが、焦りはなかった。無観客にも「いつも以上に声が通りみんなが近く感じた」と内野陣を引っ張った。
 5番左翼で先発した山崎早紀(トヨタ自動車、常葉菊川高出)は無安打に終わったが、初打席で大きな右飛を放ち、調子の良さをうかがわせた。2打席目に相手失策で出塁し、続く藤田倭(ビックカメラ高崎)の2点本塁打を呼び込んだ。
 初の五輪舞台を経験し「最初の種目がソフトボールだった。みんなの期待も大きい。日本リーグとも違う独特の雰囲気があった」と振り返った。
 前後を打つ打者が派手な本塁打を飛ばしたが、山崎はあまり気にしていない。「打てる人が打てばいい。まずは1本ちゃんとしたヒットが打てるように頑張りたい」と22日のメキシコ戦に照準を合わせる。
 (名倉正和)

 「がむしゃらに、必死に戦っていくだけ。そうした思いを福島の地に置いて帰れるように」-ソフトボール・上野由岐子
 いい形でやれている 手応えはある。 山崎早紀
 楽しめたかな。 緊張もなく試合に入れた。 渥美万奈

 

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