東京五輪 サッカー女子 岩渕、起死回生の同点弾 杉田、遠藤、途中出場

 新型コロナウイルスで史上初の1年延期となった東京五輪は21日、午前に福島市で行われたソフトボールに続き、午後からサッカー女子1次リーグも開始、日本は札幌市の札幌ドームでカナダと1―1で引き分けた。

日本―カナダ 後半、同点のシュートを放ち杉田(6)と喜ぶ岩渕(右から2人目)=札幌ドーム(写真部・宮崎隆男)
日本―カナダ 後半、同点のシュートを放ち杉田(6)と喜ぶ岩渕(右から2人目)=札幌ドーム(写真部・宮崎隆男)

 2大会ぶり出場のE組の日本は前半立ち上がりに先制されたが、後半に岩渕(アーセナル)が同点ゴールを決めた。遠藤純(JFAアカデミー福島出)、杉田妃和(藤枝順心高出)が途中出場した。今大会は大半が無観客開催となっているが、宮城県で行われたサッカーの2試合は観客を入れた。

 ▽女子1次リーグE組
 日本(1) 1(0―1 1―0)1 カナダ(1)
 ▽得点者【日】岩渕(後39分)【カ】シンクレア(前6分)

 ■杉田、遠藤 途中出場で流れ呼ぶ
 何とか勝ち点1を手にした。日本は大事にしていた立ち上がりから失点したが、後半から徐々にリズムを取り戻し、後半39分に岩渕の同点ゴールが生まれた。高倉監督は「勝ち点1をプラスに捉えて次に進んでいく」と前を向いた。
 序盤は体格の良いカナダの選手のパワーとスピードへの対応に苦しんだ。前線にボールを運んでもうまく体を寄せられ、中央でボールを奪っても好機まで持ち込めなかった。
 後半17分から2列目の左サイドハーフに入ったのは遠藤(日テレ東京V、JFAアカデミー福島出)。「流れやゴールにつながるプレーを増やすことが役割」と果敢に好機をつくり出し、自らも得点を狙い続けた。
 31分には杉田(INAC神戸、藤枝順心高出)を右サイドハーフに投入し、攻撃の活性化を図った。「攻めにくい部分もあったが、やってきたことに自信を持てればもっと狙える部分もあった」と振り返った。
 初戦という緊張感が高まる中で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング8位で2大会連続銅メダルの相手に引き分けたことは大きい。「難しい試合が続く。一戦一戦、戦っていきたい」と指揮官。遠藤は「次は絶対に勝たないといけない。相手の戦い方を早い段階で見極めた上で、良いイメージを持って臨みたい」と、24日の英国戦で必死に勝ち点3をもぎ取りにいく。
 (東京支社・青木功太)

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