静岡市「まるちゃんの静岡音頭」使用停止 小山田圭吾さん編曲担当「市民の意見を考慮」

 静岡市は21日、清水区出身の漫画家・故さくらももこさんが作詞した市PRソング「まるちゃんの静岡音頭」の使用を停止すると発表した。音頭は学生時代のいじめ告白記事などを問題視され、東京五輪・パラリンピック開会式の音楽担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾さんが編曲を担当していた。

静岡市役所
静岡市役所

 音頭はアニメ「ちびまる子ちゃん」の「まる子」役の声優TARAKOさんを新たな歌唱者に迎え、19日にお披露目したばかり。小山田さんのいじめ告白などが明らかになった時期と重なり、制作に関わった曲の公開や使用に対する否定的な意見が市の電話やメール、インターネット上で21日午後4時現在で9件確認されているという。
 市は市民らの声を考慮し、公式ホームページ上の動画公開と、市役所や区役所のエレベーターでの再生を一時停止した。
 市によると、さくらさん自身が小山田さんに声を掛け、編曲を担当することになった経緯があるという。市広報課は「曲は市民に愛されなければ意味がない。市民からの意見を考慮し、PR活動を停止した」としている。
 使用停止に先立ち、田辺信宏市長は21日の定例記者会見で、「非常に残念。市民の意見を鑑みて対応を検討する」と述べていた。
 まるちゃんの静岡音頭を巡っては、初代歌唱者のピエール瀧さん(同市出身)の不祥事などで2019年3月以降、公式使用を中断していた。

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