桐陽 サヨナラで16強 高校野球静岡大会3回戦

御殿場西-桐陽 試合を決める一打を放った飯田雄(右から3人目)を迎える桐陽ナイン=富士球場
御殿場西-桐陽 試合を決める一打を放った飯田雄(右から3人目)を迎える桐陽ナイン=富士球場

 ▽3回戦(富士第1試合)
御殿場西 000100040―5
桐陽   000210201x―6
▽本塁打 飯田雄(桐)
▽三塁打 土屋(桐)▽二塁打 近藤、飯田雄(桐)
▽試合時間 2時間33分

 【評】桐陽がサヨナラで御殿場西を振り切った。
 桐陽は飯田雄の2点本塁打などでリードを奪った。八回、疲労が見えた先発土屋の制球が乱れて4点差を追い付かれたものの、九回、敵失から得た好機に4番飯田雄がサヨナラ二塁打を放った。
 御殿場西は終盤の拙守が響いた。
 主砲飯田雄 歓喜呼ぶ 場外弾と決勝二塁打
 2年生の4番飯田雄が、決勝の右越え二塁打と、右中間の場外2点本塁打の3打点で勝利を呼び込んだ。2試合6安打の頼れる主砲。サヨナラの瞬間、ナインは「ありがとう」と歓喜の輪に迎え入れた。
 敵失で得た九回1死一、二塁。「自分で決めてこい」と送り出された飯田雄は、高めの直球に反応した。打った瞬間、前進守備の右翼手の頭上を越えるのを確信。「決まった」と拳を握った。
 1点を追う四回1死二塁の場面では、内角の直球に狙いを定めた。振り切った打球は右中間の場外に消える逆転の一発になった。
 春季大会では7番を打っていた飯田雄。新井監督は「4番の方が向いている」。勝負強い打撃で中軸の仕事を果たしている。
 五回の守備では本塁を狙う走者を左翼から刺して同点を阻止。攻守にわたってチームを救った。「あと2本はホームランを打ちたい」。さらなる大暴れの予感を漂わせた。
 (富士支局・国本啓志郎)

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