新たに1遺体発見 熱海土石流災害、発生から18日目
熱海市伊豆山の大規模土石流は20日、発生から18日目を迎えた。県関係者によると、現場から新たに1人の遺体が見つかった。土石流との関連を調べている。被災現場では厳しい暑さの中、警察、消防、自衛隊など計約千人態勢で懸命な捜索活動が続いた。
倒壊家屋が密集している東海道新幹線の線路山側を中心に、重機を活用して行方不明者を捜索している。重機のさらなる投入に向けた経路整備にも注力している。
市によると、土石流による犠牲者は18人。うち1人の身元が分かっていない。行方不明者は10人になっている。