テーマ : 福祉・介護

静岡人インタビュー「この人」 大橋羊一さん 高齢者の交流施設憩いの家「うたふく」を開設

 磐田市福田を拠点に高齢者支援活動をするNPO法人「羊(よう)の会」の代表理事を務める。加齢などが原因で引きこもりがちになる高齢者が気軽に訪れる場を提供しようと憩いの家「うたふく」を同市福田中島に開設した。65歳。

大橋羊一さん
大橋羊一さん

 -施設を開いた理由は。
 「母が車いすになり外出しにくくなったことをきっかけに、1人暮らしや家族がいても日中は一人で過ごす高齢者が多いことを知った。身近に高齢者が楽しめる場をつくりたいと思うようになった」
 -施設の特徴は。
 「空き家を活用した木造平屋建ての施設。歌謡曲のコンサートなどを開くイベント用スペースや予約制の食堂がある。ゲートボールや囲碁将棋もできる。庭に桜の木があり、縁側を活用した花見を考えている」
 -コンサートで自ら歌を披露することもあるとか。
 「あがり症を克服しようと、得意だった歌を高齢者に披露したところ、喜んでもらえた。これをきっかけにデイサービスなどを巡り始めた。イベントでは石原裕次郎や美空ひばりなどの曲を歌っている」
 -今後の展望は。
 「通う手段がない人のために送迎車の運用を検討している。施設運営に関わるボランティアも募っている。地域の高齢者が集う活気ある場にしたい」
     ◇
 女性の着物姿で歌を披露することもある。
 (磐田支局・太田達也)

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