テーマ : この人

静岡人インタビュー「この人」 渡辺泰明さん 富士市社会福祉協議会会長に就任

 ジヤトコ勤務時代は労働組合活動に尽力し、市議を4期16年務めた。2016年に同市社協副会長、6月から現職。地域福祉の要となる組織を束ねる。70歳。

渡辺泰明さん
渡辺泰明さん

 ―就任の抱負は。
 「労働組合活動で福祉に触れ、ともに学び、助け合う大切さを知った。心と心の触れ合いを地域に作っていく。地域福祉の先頭に立つ組織として、障害者が生まれた地域で生活できる環境を整えたい」
 ―現状の課題認識は。
 「人間関係が希薄化しているが、これからもつながりが必要。福祉まつりは、健常者と障害者の交流の場としてコロナ下の開催方法を考えて実施したい。就労継続支援事業所の工賃は低く、自立した生活は難しい。企業の協力などで工賃を上げる仕組みが必要だ」
 ―重点事業は。
 「重点を五つ掲げた。成年後見は相続や財産処分など相談の中身が複雑化している。市民後見人の受任件数を増やし、中間支援組織の設置に向け、成年後見センターの強化に取り組む」
 ―職員に何を求めるか。
 「誰もが住み慣れた町で暮らせる福祉のまちづくりの実現に向けて協力する。プロ集団として社会の変化に対応し、いかに良い環境をつくるかをともに考えたい。当事者に寄り添って物事を良い方向に進めることが社協の仕事だ」
     ◇
 自宅でメダカや金魚を育て孫を喜ばせている。
 (富士支局・青島英治)

いい茶0

この人の記事一覧

他の追っかけを読む