観光資源PR「あつ森」に藤枝の“島” 蓮華寺池、玉露の里、蹴球都市… 静産大生作成、10月公開

 藤枝市は、ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」を活用した観光PRに乗り出す。ゲーム内にプレーヤーが自由に訪問できる「島」をつくり、市内の名所のほかサッカーや朝ラーメンといった地域資源を発信する。静岡産業大生らの協力を受けて作成を進めていて、10月中旬の公開を目指す。

サッカー場などを配置した「島」の作成へ意見を交わす大学生ら=6月中旬、藤枝市の静岡産業大藤枝キャンパス
サッカー場などを配置した「島」の作成へ意見を交わす大学生ら=6月中旬、藤枝市の静岡産業大藤枝キャンパス
ゲーム内の藤枝市の「島」のイメージ(市提供)
ゲーム内の藤枝市の「島」のイメージ(市提供)
サッカー場などを配置した「島」の作成へ意見を交わす大学生ら=6月中旬、藤枝市の静岡産業大藤枝キャンパス
ゲーム内の藤枝市の「島」のイメージ(市提供)

 「サッカー場に藤色の旗を立てたい」「忠実に再現するより分かりやすい配置が大事では」。同大藤枝キャンパスで6月中旬に行った打ち合わせ会議。大学生と市職員らが活発に意見を交わした。
 島は二つ完成させる予定で、蓮華寺池公園を中心にしたマップではサッカー場やラーメン店舗、瀬戸川などを紹介する。もう一つは中山間地エリアで、岡部地区の玉露の里、瀬戸谷地区のキャンプ場などを取り上げる。
 計15人の学生と職員が2班に分かれ、担当の場所を決めて作業を進める。同ゲームのプレー経験が豊富で、島の基礎部分の作成を担当した経営学部2年の臼井マリアさん(19)=同市=は「蓮華寺池公園が好きでよく散歩をする。花を多く使って表現できたら」と意気込む。
 市はホームページ上で島の様子を公開するなどしてプレーヤーたちに訪問を促す。市観光交流政策課の担当者は「新型コロナウイルス感染症収束後の観光振興につなげたい。ゲームを入り口に藤枝の魅力を知り、直接足を運んでもらえたら」と期待を寄せる。
 同ゲームはプレーヤーが無人島の住人となり、建物やインフラなどを自由に発展させていく。オンライン公開すれば他のプレーヤーが訪問できる。
 ゲーム内の島を活用した観光PRは、県内では藤枝市が初めて。他県では新潟県佐渡市や熊本県八代市、大阪府大東市などが独自の島を公開している。
 (藤枝支局・岩下勝哉)

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