森サポーター協定締結 御殿場初 キリンやNPOなど4者

 ウイスキー製造のキリンディスティラリー(御殿場市)とNPO法人土に還(かえ)る木森づくりの会(同市)、県と市はこのほど、しずおか未来の森サポーター協定を結んだ。富士山麓に位置する同社敷地内と周辺の森づくりに連携して取り組む。

しずおか未来の森サポーターの協定書を手にする押田社長(右から2人目)と勝俣代表理事(同3人目)ら=御殿場市柴怒田
しずおか未来の森サポーターの協定書を手にする押田社長(右から2人目)と勝俣代表理事(同3人目)ら=御殿場市柴怒田

 対象地域は、同社の社有林「キリンの森」と隣接地で同法人が管理する森林の計約2・7ヘクタール。同法人が持つ専門的な知見を生かして植栽や間伐に当たる。キリングループ各社の従業員や家族、市民を対象に自然観察や生物観察といった環境教育を行い、環境保全意識を高める。県と市は活動のPRなどを担う。
 同社で協定締結式があり、各組織の代表者が協定書に署名した。2006年から森林整備活動に取り組む同社の押田明成社長は「われわれの事業は水がなければ成り立たない。水を守るには森を守る必要がある。森を守る活動を継続する」と述べた。同法人の勝俣昇代表理事は「子どもたちに地域の財産を残すため新たな気持ちで活動したい」と述べた。
 しずおか未来の森サポーターは、社会貢献活動として森づくりに努める企業や団体を認定する県の制度。今回が51件目の認定で、御殿場市内では初めて。
 (御殿場支局・矢嶋宏行)

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