生徒会選挙で電子投票 タブレット活用、演説にも 富士・須津中

 富士市の須津中は15日、タブレット端末を使って、本年度後期生徒会選挙の電子投票を初めて実施した。1人1台配備された端末を有効活用し、従来の記名式投票用紙を廃止。20人で1時間ほどかかっていた集計の省力化と数え間違い防止を目指した。

タブレットに表示された候補者に投票する生徒=富士市の須津中(写真の一部を加工しています)
タブレットに表示された候補者に投票する生徒=富士市の須津中(写真の一部を加工しています)

 生徒は、学習支援アプリのアンケート機能を使い、同校の選挙管理委員会から投票フォームを受信。候補者名や信任、不信任の欄をタップして投票先を選択し、同委員会に送信した。
 おおむね順調に投票や集計が進んだが、送信作業での操作ミスなど一部で無効票や、紙での再投票が生じた。生徒会担当の藤島秀平教諭は「生徒に電子投票に対する戸惑いは無かった。操作方法を徹底したい」と話した。
 候補者の演説にも端末を活用した。各候補者が公約などをスライドにまとめ、図やアニメーションを駆使して有権者に主張を訴えた。生徒会長候補の2年新井耀太郎さん(13)は「難しい言葉の解説をスライドで示したり、要点を強調したりした。言葉だけの演説より伝わった」と満足げに話した。
 富士市教育委員会によると、市内では小テストの正答率の分析や英語のスピーチ動画の課題提出など授業でのタブレット端末活用が進むが、学校行事での活用は珍しいという。
 (富士支局・国本啓志郎)

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