教員スキルを底上げ 目標設定、タブレット活用 三島・ギガスクール

 三島市教育委員会は、児童生徒ら1人1台のタブレット端末を活用した「ギガスクール」における教職員のステップアップシートを作成し、アプリの操作や活用方法のスキルアップを図っている。写真の編集や活用、画面の共有など5段階のレベルごとに目標期間を設定し、オンラインを駆使した授業の質向上につなげる。

タブレット端末を活用して授業に取り組む生徒ら=三島市立南中
タブレット端末を活用して授業に取り組む生徒ら=三島市立南中


 ステップアップシートで定めた目標は、ビデオ会議やドリルなどのアプリ操作、プログラミング教育、情報モラルなど14項目。教員や生徒同士がオンラインでつながるアプリの項目では、基本的な機能の活用(ステップ1)、教材の取り込み(同2)、特定の児童生徒の画面を全体で共有(同3)―などと設定した。本年度内に全教員が全ての項目でステップ3への到達を目標に掲げ、教員へのアンケートで状況を把握しながらスキルの底上げを図っている。
 市教委と国の指定研究校となっている南中では、既に全教員が授業にタブレットを導入している。それぞれアプリを駆使して独自の教材を作成し、画面を通じて教員や生徒同士の双方向授業を展開。休み時間や部活動、生徒会活動にも積極的にタブレットを活用させ、生徒の主体的な学びに役立てる。
 野口厚校長は「指標を設けることで、教員も何をすべきか考えてスキルを習得する。指定研究校として他校を引っ張っていきたい」と語る。
 (三島支局・金野真仁)

いい茶0
メールマガジンを受信する >