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被災者に6部屋提供 熱海のマンション、1年期限 熱海土石流

 熱海市の土石流災害を受け、東京都中央区の高齢者向け不動産業中銀インテグレーションは13日までに、市内で運営するシニアマンションを県に格安で提供すると申し出た。県が一括で借り上げ、45歳以上の被災者に利用してもらう。

被災者のために提供を決めたマンションについて説明する渡辺蔵人社長=13日午後、中銀インテグレーション熱海支店
被災者のために提供を決めたマンションについて説明する渡辺蔵人社長=13日午後、中銀インテグレーション熱海支店

 供出するのは2棟6部屋で、いずれも提供期限は1年間。2人暮らしも十分可能な1LKの部屋も用意した。被災者の状況を考え、家具や食器類なども完備する。
 両マンションとも建物内に設置している食堂や24時間体勢で待機している看護師へのナースコールなども利用できる。
 熱海は1971年から続く同社のシニアマンション事業の中心地。渡辺蔵人社長は「イベントを通じ地域住民との付き合いも深い。少しでも助けになれば」と話した。

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